学校から帰った孫が熱っぽい。
時期的に、インフルエンザの心配があるので体温を測ろうとしたら、体温計のスイッチが入らないという。
このタイプの体温計。
表面

裏面

右端に、ボタンがあって、それを押すと電源が入ったり切れたりするようになっている。
早速分解した。

分解には、精密ドライバー(#0)が必要。
スイッチ部分を詳細にみるとこんな風になっている。

どうも赤丸の部分が電池側に寄りすぎて、右にある接点が届かない様子だった。
そこで下写真のように修正した。

赤矢印で示す部品の赤丸部分を、黄色矢印の方向に少し引っ張って、右の接点に近づくように、ほんの少し曲げた。
これで、カバー部分についているスイッチボタンが押されたときに、右側接点が左側接点に届きやすくなって、スイッチが機能するようになった。
修理後はこのとおり。

これで、スイッチによるオン、オフができるようになった。
電池が交換できるタイプの体温計なので、交換の都度接点をみておくといいかもしれない。
なお、ご自分でやる場合は、自己責任でお願いします。


